非常口はどこだっけ?新潟本社/工場で避難訓練を実施しました

私たちの日常生活において、安全への意識を高め、災害に備えることは非常に重要です。
1日の中でおよそ3分の1の時間を過ごす会社内においても例外ではありませんよね。

弊社では防災管理の一環として、社員で組織された防災管理部会が中心となり、年間で昼1回(日勤者対象)、夜勤時2回(夜勤者対象)計3回の避難訓練を実施しています。訓練内容としては、火災を想定した集団避難の訓練が多く、実際の災害に備えて適切な行動を身につけることを目指しています。

私自身(防災管理部会)へのリマインダーも兼ねて、先日行われた弊社の取り組みを振り返りたいと思います。

事前準備

  1. 訓練の目的・内容を検討し、
    訓練計画を策定
  2. 社員への告知(掲示物 &
    会社ポータルサイト)
  3. 消防署へ
    「消防訓練実施計画通知書」
    を提出
    (忘れないで!)

できるだけ多くの社員に参加してもらう為、繁忙期ではありますが訓練開始を9時に設定。当日は約60人の社員が参加しました。
初参加の方や再編成された自衛消防隊の動きの確認のため、今回は事前告知をした上で実施しました。(昨年は抜き打ちで実施)

当日の流れ

  1. 連絡通報担当者* が、
    出火場所・状況&避難場所を
    社内アナウンスし、訓練スタート
  2. 初期消火担当者* が火元へ急行
  3. 避難誘導担当者*
    率先して社員を非常口に誘導
  4. 屋外指定の集合場所へ部門ごとに整列
  5. 点呼・報告で避難完了
  6. 総評

※弊社では災害時に備えた自衛消防隊が編成されています。

悪天候のため1日順延となりましたが、訓練当日は快晴でした!
訓練の成果もあり、年々避難から報告までの時間が縮まり良好な傾向が見受けられます。
同時に参加者の意識向上が進んでいる・・といいな。
このように会社行事においても、継続的に物事に真剣に取組む姿勢は、弊社の社風を良く表しているのかもしれません。

また主催者としては、会社行事として社員に参加してもらう以上、有意義な機会にすることが重要です。訓練内容は毎回アレンジし、訓練後には内容の検証を行い、次回の課題を明確にしています。今後は消火器による消火訓練や消防署職員の派遣による監修なども視野に入れています。

避難経路の把握は
できていますか?

実際の災害がいつ発生するかを予測することはできませんし、万一の際に自分たちが置かれる状況も予測できません。もちろん訓練のような台本も存在しません。上長が不在であったり、普段とは違う場所にいることも考えられます。また、災害のレベルによっては、個別で迅速な避難が求められる場合もあるでしょう。

そこで、重要なのは避難経路の把握です。
訓練を通じて避難経路を再確認し、非常口周辺を通りやすく保つことが大切です。避難経路の熟知は、実際の緊急事態での行動において命運を左右する要素の一つとなります。

訓練と準備を適切に行うことで、緊急事態において冷静に行動し、社員の安全を確保する手助けとなります。
災害への備えは、私たちの共同の責務であり、一丸となって取り組んでいくことが大切ですよね。

\ みなさんお疲れ様でした! /

おっと最後に・・・

7.

消防署へ
「消防訓練実施結果報告書」を提出する
(コレ忘れずに!)

writer:k.yoshizawa

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