売場長尺棚に柔軟に対応するロール式レールPOP

売場長尺棚に
柔軟に対応する
ロール式レールPOP
切替作業の
効率化を目指して
ホームセンターやスーパー、ドラッグストアなどの売場でよく見かけるレールに差し込まれたPOP。売場ごとに異なるレールの長さやアイテムエリアの違いにより、POPの切替え作業の効率が悪く煩わしく感じたことはないでしょうか?
本事例では売場長尺棚に柔軟に対応するPOPを、デザインと製造技術を組み合わせることにより、課題解決を試みた取組みをお届けします。
これはデジタル印刷の強みと刃型を自社で製造できるメリットを最大限に引き出した結果でもありました。
売場での課題
レールPOP切替え作業の際、今までは売場ごとに異なるレール棚に合わせて作業者がPOPを切って差し込んでいました。異なる棚の長さやアイテムエリアに対応するため、それぞれの長さに合わせてハサミで切って調整する必要があり、非効率的でした。また従来品はシート状になっており、POPの束を持ち運んでいたためスペースを取り、保管や携行性にも課題がありました。
作業現場では、使用する長さに対する柔軟さ、切り離しの手軽さ、持ち運びやすさなど「扱いやすさ」が求められていました。これらを踏まえてエンドレスなデザインを設計しデジタル印刷機で印刷、切り離すミシン目の位置を調整することにより柔軟性を。そして携行性を考慮しシートタイプからロールタイプへ変更を試みました。
フォーワテックのレールPOPとは
以前から市場にはミシン入りのレールPOPはあります。
ただ私たちが製造する製品の大きな特徴として
- 自社刃型製造のメリットを活かした
ミシン型の自在性の高さ - 継ぎ目なくエンドレス印刷が可能な
デジタル印刷機 - エンドレス印刷にも耐久性のある
デザイン設計
以上を掛け合わせる事により売場で柔軟な使用が可能になる点です。
マイクロミシンは目立ちにくく手でも簡単に切り離せます。
ダイカットで個性的な形状にしたり、のりありタイプにしたり、
シチュエーションにより様々な表現の可能性があります。
機能・仕様
- 売場を華やかに装飾
- 長尺仕様のため、使い方次第で立体的な売場創りが可能
- ロール状で省スペース、持ち運びも楽々
- フィルム系原紙で屋外でも使用可能、また冷ケースなどの冷環境でも対応可能
- 300mm~の棚にも対応可能
- 変形ダイカットも可能、ミシン目も自在、巾も自在
- ニス加工(ツヤあり、ツヤなし)
- 全面のりありPOPも作成可能
印刷から仕上げまでの工程
デザイン設計
印 刷
効果的に設計されたデザインを
デジタル印刷機でロール紙に印刷。
印刷版が不要なためイニシャルコストを
削減することができます。
列ごとに絵柄を変えることも可能です。
ニス・ミシン入れ
次工程のユニットでニス+カット用の
ミシンを入れます。
ミシン目は目立ちにくく、手でも簡単に
切り離せます。
ダイカット変形も対応可能です。
スリット&巻上げ
スリッターでカットした後
小巻きロールに巻上げます。
留めシールを貼り完成です。
検査・納品
作業現場
の様子
お客様の声・改善点
納品後クライアント様よりアンケートにお答えいただきました。
Q.
ロール式レールPOPのどのようなところにメリットを感じていただけましたでしょうか?
A.
300mm間隔で切り取れる点、ロールタイプで持ち運びしやすい点。
Q.
従来型のレールPOPにご不満などはございましたか?
A.
持ち運びが大変、レールの長さに合わせてハサミで切ったりする手間があった。
Q.
実際に使ってみて、改善してほしいところなどございましたらご記入ください。
A.
始まりを簡単に留められるといいなと感じました。留めないとひらひら解けてしまうので。
※ご協力ありがとうございました。
より良い製品にするために
本事例では、クライアント様の顕在化していた課題を共有していただき、
解決策を探っていきました。製品化の際にミシン目の工夫と、
ロール化により「扱いやすさ」のご評価をいただけました。
貴重なご意見と改善点の指摘を受け、
より良い製品となるように改良を進めてまいります。
私たちはお客様の課題解決に対して
長年シール印刷業界で培ってきた実績・知見より、
的確なフィードバック、ソリューションを提供いたします。
そして何より担当者が最後までサポートさせていただきます。
お困りごとがございましたらまずはご相談ください。
